こんにちは、Hiro(@Hiro_kaigostyle)です。
こちらのブログでは、介護職の面接や転職に関する疑問に答えています。
面接の服装って何を着て行けばいいのかしら?
今回は、以上のような面接の服装の悩みをシンプルかつ分かりやすく解説していきます。
面接は急遽決まることがほとんどですが、どんな服装や装飾品を身につければ良いのか悩む方が多いと思います。
そこで、こちらの記事では『面接官に悪い印象を与えない面接の身だしなみに』ついて解説しているので参考にしてください。
介護職の面接で好印象を与える服装・髪型・メイクのポイント
面接では第一印象の良い清潔感のある身だしなみが大切です。
特に介護職の面接では、以下の5つの点に気をつけておきましょう。
清潔感のある身だしなみ
これらを面接官が重視する理由は、入職した際に利用者に不快な思いをさせないか、安全への意識があるかを確認する為です。
爪が長いと利用者に怪我を負わせてしまったり、またボサボサの髪の毛や髭など清潔感がないと、特に肌が触れる介助では利用者に不快な思いをさせてしまいます。
面接という選考の場で、こうした事を意識できていない人は不採用となる可能性が高くなるので注意しておきましょう。
TPOに適した服装・髪型・メイクが基本
面接に限らず、身だしなみの基本はTPOに合わせること。
例えば入学式や卒業式に私服で参加する人はいませんよね。もちろん、式にふさわしい身だしなみで参加するはずです。
就職の面接も同じで、その場にふさわしい服装・髪型・メイクで当日を迎えることが大切です。
特に介護職という職業上、清潔感を重視する職場が多いと思いますので、スーツに穴やシミがないか、清潔感のない髪型ではないか、爪が伸びすぎていないかなど、事前にチェックしておきましょう。
それでは、ここからは服装のポイントについて詳しく解説していきます。
男性の服装・身だしなみのポイント
スーツ
スーツはダークグレーかネイビーでシングルタイプを選ぶようにしましょう。
ダブルのスーツは貫禄が出過ぎてしまい面接の場にはふさわしくありません。
これまでに一度だけダブルのスーツで面接に来た方がいましたが、さずがに真っ黒のダブルのスーツには驚きましたね。全くその場の雰囲気に合っていなかったんですよ。TPOはやはり大切ですね。
ダブルだから面接に落ちるという事はないですが、あえてダブルを選ぶ必要もないでしょう。
リクルートスーツも新人を印象付けるので避けた方が良いって聞くけど実際はどうなの?
これも全く問題ありません。
私もリクルートスーツしかなかった時はそれを着てましたから!
実際のところは「避けた方が良いかもしれないけど、避けなくても良い」てところでしょうか。
リクルートスーツだからダメという事は全くありませんし、むしろ私服で面接に来る方が多い中で正装して来るのは偉いなと思うのです。
ワイシャツ
介護職は特に清潔感が感じられる白のワイシャツが良いでしょう。
ワイシャツはアイロンがかかった物を選びましょう。襟がヨレヨレだと面接官にだらしない印象を与えてしまいます。
また、襟の先をボタンでとめるボタンダウンシャツは、クールビズやカジュアルをイメージするので面接では控えておきましょう。
ネクタイ
面接では派手な色や柄物は避けて爽やかなデザインにしておきましょう。
また、ネクタイの結び方は性格が現れやすいポイントです。面接官に良い印象を持ってもらうためにもきっちりと結ぶようにしましょう。
革靴やベルト
ベルトは皮の素材で黒か茶が無難です。
編み込みタイプや幅広タイプのベルトはカジュアルなイメージが強いので避けておく方が良いです。
また、使い込んだ味のあるベルトは普段使いなら良いですが、面接では清潔感という面で良い印象ではないので除外しておきましょう。
カバン
カバンは必ず用意し、スーツに合わせて黒・ネイビー・茶系の皮素材が良いでしょう。
また、置いても倒れない「自立式」が使い勝手が良くておすすめです。
指輪やピアスなどアクセサリー
指輪・ピアス・ネックレスなどのアクセサリーは、面接のマナーとして基本的に全て外すようにしましょう。結婚指輪は落ち着いた印象を持たれやすいので、外す必要はありません。
髪型
ボサボサな髪型は印象が悪くなります。面接前に散髪し、清潔感のあるヘアスタイルを意識しましょう。もちろん、必要に応じてワックスを使って構いませんが、主張しすぎない程度に控えめにしておきましょう。
ロン毛や過度な茶髪は介護の面接には馴染まないのでやめておくほうが無難です。
女性の服装・身だしなみのポイント
女性の場合も男性と同様に面接では派手な色のスーツやシャツは避けて落ち着いた爽やかなデザインにしておきましょう。
スーツ
男性のコーナーでも言いましたが、黒のスーツでも問題ありません。
黒のスーツの場合は、淡いカラーのシャツなどを合わせ、大人の女性の雰囲気を出せばOKです。
とは言え、白のシャツでも大丈夫ですよ!
黒スーツに白シャツを合わせると、いかにも新人の様になってしまうので転職活動では不向きという噂がどこまで信憑性があるのか分かりませんが、面接官としてそこを選考のポイントにしている事業所は少ないと思いますよ。
要するに御社で働きたいという姿勢が服装にも現れれば良い!
それだけです。
シャツ・ブラウス
介護職は特に清潔感が感じられるコーディネートが良いでしょう。
アイロンがかかっている事は鉄則です!襟がヨレヨレだと面接官にだらしない印象を与えてしまいます。
今流行りのフリフリのブラウスも控えておきましょう。
あくまでも面接だという事を忘れずに!!
パンプス・革靴
パンプスのヒールの高さは3〜5㎝くらいが良いと言われていますが、履き慣れている方なら6〜7㎝くらいでも構いません。
特に介護職の採用面接は、靴を脱いで室内で行われることがほとんどですので、それほどヒールの高さで選考に大きく左右される事はないでしょう。
バッグ
お財布と携帯しか入らないような小さなバッグやショルダータイプは避けましょう。
男性同様にA4サイズの資料が入れられる大きさのものを選ぶと良いでしょう。
スーツにリュックサックを合わせるコーディネートもありますが、面接には不向きのように思います。
指輪やピアスなどアクセサリー
職業柄、アクセサリーをジャラジャラ華美にするのは良いイメージを持たれません。
指輪やピアス、ネックレスをつける場合はシンプルなものを選びましょう。
今はネイルをされている女性も多いですが、面接の時は自爪が基本です。
100歩譲ってどうしてもネイルをする場合は、透明、薄いピンク、ベージュで爪の長さは手のひらの方から見て飛び出さない長さにしておきましょう。
とは言え、仕事では絶対にNGですので、敢えてそれを介護職の面接でする必要もないでしょう。
ネイルアートでキラキラ、長い爪は論外ですよ!
髪型
男性と同様、過度な茶髪は面接の場では馴染みません。
長い髪の人は、束ねたりと清潔感のある髪型を心掛けましょう。
また、髪が広がりやすい方は、ワックスやヘアオイルなどを使って清潔感を出して行きましょう。
メイク
面接の場ではナチュラルメイクが基本です。派手なメイクは避けておきましょう。
また、付けまつ毛をする場合も控えめなものにしておきましょう。
現在はマスクをつけたまま面接をすることがほとんどです。
マスクで顔の大部分が隠れてしまうので、より表情を意識することが大切です。目でしっかり微笑むことができるよう、面接前には鏡を見ながら笑顔を作る練習もしておきましょう。
笑顔が良い人は、面接官に良い印象を与えますよ。
私服・服装自由の場合はどうする?
私服での面接は「オフィスカジュアル」が基本です。面接当日は「私服で来てください」「服装は自由で構いません」と言われた場合でも、できる限り綺麗目な服装を心がけるようにしましょう。
スーツほど堅苦しさがなくビジネスシーンに適した服装のこと。
ここでは私服で面接を受ける際のポイントを紹介します。
男性の場合
私服の場合は、スラックスやチノパンにジャケットを合わせるのが無難です。
ジャケットがない場合は、白いシャツにカーディガンを合わせて清潔感を出すと良いでしょう。
カーディガンは介護職の制服に多いスタイルです。面接官も見慣れているのでマイナス評価にはならないでしょう。
腕時計は、あまり高級な物ではなく、控えめな印象の物にしましょう。
私服とは言え、カバンや靴もカジュアルすぎず、あくまで面接にふさわしい物を選ぶのがマナーです。
女性の場合
スカートやパンツにジャケットやカーディガンを合わせてコーディネートするのが良いでしょう。
会社がどのような人材(一般職orリーダー候補)を募集しているのかによって、コーディネートしてみましょう。
どちらのコーディネートでも靴はパンプスが無難です。
こんな服装は絶対ダメ!
服装が自由だとしてもTPOに応じて適切な服装を選びましょう。短パンやジーパン、スウェットやパーカー、キャラクター物や奇抜な服装は面接の場に相応しくありません。面接官の評価も下がるので選ばないようにしましょう。
スーツがない場合はどうする?
最近では、私服で面接を受けに来る方も多く、必ずしもスーツじゃないとダメという訳ではありません。
とは言え、面接は人柄を見て採用するかどうかを決める大切な場です。
私服スタイル同様に「オフィスカジュアル」にすることが基本です。
ジーンズや半ズボンにTシャツなど、ラフすぎる服装は避ける様にしましょう。
【介護職の面接】TPOに適した身だしなみが大切【まとめ】
こちらの記事では面接官の立場から、介護の面接で気になる「服装・髪型・メイク」について、男性と女性それぞれに相応しい身だしなみを解説してきました。
面接は短時間ゆえに第一印象が非常に大切です。
第一印象が悪く、その後もその印象に引っ張られて有意義な面接にならなかったというケースも見受けられます。
スーツであれ私服であれ、面接にふさわしく落ち着いた服装・髪型・メイクを心掛けるようにしましょう。
TPOに適した身だしなみ!
社会人のマナーとして押さえておきたいですね。
介護職の面接基本マナーのまとめ記事はこちらの『介護職が面接で受かるには?基本マナーからタブーまで詳しく解説!』をどうぞ。