こんにちは、Hiro(@Hiro_kaigostyle)です。
こちらのブログでは、介護職の面接や転職に関する疑問に答えています。
今度の面接先は職務経歴書がいるみたい。初めて書くんだけどどうしよう?
こちらでは、以上のような職務経歴書を書く時に押さえるポイントについて解説しています。
こんな方にこちらの記事はおすすめです。
転職活動では、履歴書に加えて職務経歴書も必要になることが多いです。
アルバイトやパートではほとんど書くことがない職務経歴書ですが、正規職員の転職ではほぼ必須です。
こちらの記事では、職務経歴書の書き方やテンプレートも紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。
履歴書と職務経歴書の違いとは?
転職活動に必要な書類として履歴書と職務経歴書があります。
履歴書は氏名や住所、学歴や職歴、資格など応募者の基本情報やプロフィールをまとめた書類です。
一方で職務経歴書とは、過去の仕事の経験・スキル・実績をまとめた書類です。応募者が担ってきた仕事内容、そこで得られたスキルや能力をまとめた書類で、採用担当者があなたが就職後にどれだけ自社に貢献してくれる人なのかを確認するための書類です。
介護職の転職活動に職務経歴書は必要?
転職活動では、履歴書に加えて職務経歴書も必要で、履歴書では分からない部分を補ってくれる書類と考えると良いでしょう。
応募に際し提出が必要かどうか悩む場合は、転職エージェントの担当者に相談すると良いでしょう。面接パートナーとしてその辺の相談にものってくれるので合わせてこちらの記事もチェックしてみてください。
介護職の職務経歴書の書き方
職務経歴書は履歴書と違い決まったフォーマットがなく形式は自由です。とは言え、書く内容はある程度標準化されています。
以下、項目とポイントをまとめているのでご覧ください。
職務経歴書を書く前に準備すること
職務経歴書は、あなたのこれまでの介護経験やスキルを応募先にアピールするための書類!
作成前には以下の点を必ず押さえて取り掛かるようにしましょう。
職務経歴書の書き方とポイント
ここからは、職務経歴書に記入する項目ごとにポイントを確認していきましょう。
①タイトル
まずはタイトル!
タイトルは冒頭の中央に記入し、フォントサイズを少し大きめにして太字にします。
②日付、氏名
続いて日付と氏名!
日付と氏名は、タイトルの1行下に右詰めで記入します。
年号は西暦でも和暦でもどちらでも構いませんが、統一しておくようにしましょう。
③職務要約
職務要約は字のごとく「職務経歴の要点」をまとめたものです。文字数は、多くなり過ぎず100文字~200文字程度でまとめると良いでしょう。
④勤務先の会社概要
一般的には、『事業内容』『設立年月日』『従業員』『資本金』『売上』などを記入し、勤務先の会社概要をまとめますが、介護職の場合は特に細かく記入する必要はないでしょう。
社会福祉法人ではなく、一般企業への転職の場合は「資本金」や「売上」まで記入した方が良いかもしれません。心配な方は転職アドバイザーに相談してみましょう。
》介護おすすめ転職エージェント厳選3社!【特徴と口コミもご紹介】
⑤職務経歴
トップに配属先を記入し、その下にこれまで担当してきた業務や実績などを記入します。
あなたがこれまで取り組んできた事や成果まで具体的に書けると良いでしょう。
以下のように数字で表すと見やすいのでおすすめです。
⑥経験・知識・スキル
ここは箇条書きで書いてOK!
介護の仕事に活かせることをアピールしましょう。
みたいな感じです。
⑦資格・免許
資格と免許は「略さず」正式名称で記入します。
介護に活かせる資格や免許も合わせて記入しておくようにしましょう。
間違い(×) | 正解(○) |
---|---|
実務者研修 | 介護福祉士実務者研修 |
初任者研修 | 介護職員初任者研修 |
普通自動車免許 | 普通自動車第一種運転免許 |
原付 | 原動機付自転車免許 |
この他の資格や免許も「◯◯ 正式名称」で検索してみて正しく記入するようにしましょう。
⑧自己PR
自己PRは、自分をアピールする絶好のチャンス!
採用担当者に読んでもらえるような工夫が大切です。
自己PRを書く際は
①アピールポイント
②具体例
③意気込み
の順に書くといいよ!
以上を意識してまとめると良いでしょう。
介護職の職務経歴書の見本【ダウンロードはこちら】
上の①~⑧のポイントを意識してまとめた職務経歴書の見本がこちら。
こちらからダウンロードもできるので、ブックマークしてご自身の経歴に書き換えて使ってくださいね。
職務経歴書の形式は3種類
職務経歴書には3つの種類があります。
それぞれ解説します。
自分のキャリアに合った形式でまとめてね!
ちなみに先程紹介した見本は、「編年体形式」でまとめているよ。
編年体形式
時系列で古い職歴から順に書く
こちらの編年体形式は、履歴書と照らし合わせながら経験やスキルを確認できるところがメリット!
転職回数が少ない場合は良いのですが、転職を何度も繰り返している場合は直近の情報が後回しになるのでアピール力が弱いと言えます。
逆編年体形式
新しい職歴から過去に遡りながら書く
こちらの逆編年体形式は、編年体形式の逆パターン!
直近の職務内容や能力・スキルをアピールできるのが特徴です。転職回数が多い人は、採用担当者が確認しやすいこちらの逆編年体形式がおすすめです。
キャリア形式
職歴を時系列にまとめず、職務内容やプロジェクト毎にまとめる
キャリア形式は、これまであなたが仕事でどんな経験を積み、どういったスキルを身に付けてきたのかが一目で分かりやすいといった特徴があります。
経験が浅くスキルが乏しい人にはおすすめできない形式ですが、社内・社外でアピールできる実績のある方にはおすすめの形式です。
キャリア形式は、字の如くキャリア毎にまとめるので、時系列が一目で分かりにくいというデメリットがあるため、作成段階での工夫が必要です。
読まれる職務経歴書を作成するポイント
採用担当者に読まれる職務経歴書を作成するためには、以下のポイントを意識しましょう。
この辺りを意識して作成すると良いでしょう。
職務経歴書はだらだら書かず、A4用紙1枚から2枚程度にまとめるのが基本です。
経験してきたことを全て伝えようと枚数を重ねても、結局何を伝えたいのかポイントがぼやけてしまい印象が悪くなります。職務経歴書はわかりやすく簡潔にまとめるようにしましょう。
職務経歴書をまとめるコツは、採用担当者がいかに見やすく読みやすくまとめられるかです。
枠を使う、内容を分割する、空白を意識するなど工夫して作成するようにしましょう。
介護職で職務経歴書に書かない方が良いこと
介護職が職務経歴書を書く際、応募先の会社が求めている人材像を意識して書くことが大切です。
管理職クラスの人材を求めているのか、介護リーダークラスの人材を求めているのか、一般職レベルの人材を求めているのかによってアピールする内容も異なってきます。
一般の介護職レベルの人材を求めているのに管理職としての実績をつらつら書いてアピールしても「今欲しいのはこのタイプじゃないんだよね」と書類選考で弾かれてしまいます。
管理職としての実績は実績として書いても構いませんが、応募先の会社が一般職レベルの人材を求めているのであれば強調すべきは「介護経験の実績」という事になります。
逆に応募先の会社が介護リーダークラスの人材を求めているのであれば、介護リーダーとして取り組んだことや実績を強調してアピールすると良いでしょう。
介護職の職務経歴書の書き方・見本【まとめ】
こちらの記事では、『介護職の転職活動で必要な職務経歴書の書き方』について解説してきました。
- 初めて作成される方
- 書き方が分からなかった方
少しは参考になったでしょうか?
履歴書は書いたことあるけど、職務経歴書は初めて!という方は多いと思います。
初めて書く方にとっては少し難易度が高いかもしれませんが、こちらの記事を参考にしていただき書類選考通過を目指して自分をアピールしていきましょう。
履歴書の書き方については、こちらの『受かる履歴書の書き方』でまとめています。こちらも良かったらご覧ください。