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退職の仕方

【介護職】退職の伝え方4選!【退職願と退職届の違いと書き方も解説】

【介護職】退職の伝え方

会社をスムーズに退職するには『退職の伝え方が大事』と言うよね。実際にどう伝えれば良いのかしら。

こちらの記事では、以上の様な退職の伝え方について解説しています。

こんな方におすすめ
  • スムーズに退職するための伝え方を知りたい
  • 退職願と退職届の違いについて知りたい
  • 退職時のマナーについて知りたい

退職は固まったものの、上司にどのように伝えれば良いのか、また退職願と退職届の違いを今ひとつ理解していない方も多いのではないでしょうか。こちらの記事では『退職の伝え方』や『退職願と退職届の違い』についてまとめています。

退職の一歩が踏み出せない介護職さんはぜひ参考にしてみてください。

Hiro
Hiro

退職しようと思ったらまずは情報収集が大事!

退職と合わせて転職先の情報もチェックしておきましょう。
こちらの記事ではおすすめの転職エージェントを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

介護職さんは「上司が納得する退職の伝え方」を意識しよう

介護職は慢性的な人手不足のお仕事。退職意思を伝えると引き止められる人も多いはずです。

できればスムーズに退職を受理してほしいと考える人が多い一方で、できる事なら退職を引き止めたり退職時期を引き伸ばしたいと考える上司も多いでしょう。

双方の駆け引きでなかなか退職を受理してもらえず悩んでいる介護士さんは、上司が納得する(それなら仕方ないと思わせる)退職理由を伝えることが大切です。

そこで、次の項では「退職の伝え方をパターン別」にまとめているので参考にしてください。

介護職の退職理由と伝え方【4選】

介護職の退職理由と伝え方【4選】

前提として、嘘の退職理由を伝える事を私は推奨していません。円満退職のためにも事実を伝え、上司に背中を押してもらえるような伝え方を意識するようにしましょう。

介護のスキルアップを目指して退職

介護の仕事をしていると、自施設ではやっていない取り組みを他施設が実践していることもあります。中には他施設の取り組みを羨ましく感じてしまう介護職さんもいるのではないでしょうか。

  • 自分もより専門的な技術を身に付けたい
  • 力任せの介護ではなく根拠に裏付けされた介護をしたい
こんな方におすすめの伝え方

「介護の専門職として、更にスキルを磨くために退職することを決めました。こちらの施設では多くの技術を勉強させて頂き感謝しております。来年度からは更に新しい技術を身に付けるため頑張りたいと考えております。」

上司から「今の職場ではできないのか」「転職先が決まっているのか」と聞かれたら↓

こんな方におすすめの伝え方

「介護の専門職として、更にスキルを磨くために退職することを決めました。こちらの施設では多くの技術を勉強させて頂き感謝しております。来年度からは更に新しい技術を身に付けるため頑張りたいと考えております。」
「転職先も決まっております。こちらに迷惑をかけないように年度末をもって退職させて頂きたく思っております。」

このように自分の目標に向かって明確な退職理由があり、意志が強く既に転職先が決まっているような場合は上司としては引き止めにくいと言えるでしょう。

相談員やケアマネを目指して退職

介護職からのステップアップとして相談員やケアマネジャーを目指す人も多いでしょう。しかし、目指したくてもそのポジションが職場になければ職務に就くことはできません。また、年齢や体力的なところを考えて、介護職から相談職に移りたいと考えている人もいらっしゃると思います。

  • 今の職場に相談員やケアマネが配置されていない
  • 相談員やケアマネはいるけど、そのポジションに空きがない
  • 40歳を迎えて体力の衰えを感じ始めた
  • 介護職の経験を活かして家族の悩みに応えていきたい
こんな方におすすめの伝え方

「40歳を迎え、介護職であり続ける事が体力的に難しくなってきました。自分の中で介護職は40才を区切りにやってきましたので、今年度いっぱいで退職させて頂きます。ただ、今後も介護の仕事には携わっていきたいと考えています。かねてからケアマネジャーとして在宅介護にも携わりたいと思っていましたので、来年度からはその方面で頑張りたいと考えています。」

このように「体力的に難しい事」と「次のステージに向けての決意を見せる事」で応援してくれる上司も多いでしょう。

高収入を目指して退職

介護職の方の中には、待遇面で将来が不安という方も多いのではないでしょうか。

介護職も一般企業と同様、職場によって給料が異なります。仕事内容はほとんど変わらないけど総額で月に数万円違うなんていうのはザラらのです。

  • 今の給料では家族を養っていけない
  • 毎月貯金したいけど全然できない
  • 仕事内容が同じなら給料が良い職場に転職したい
こんな方におすすめの伝え方

「こちらの施設の考え方や雰囲気は好きですが、お給料の面で将来が心配でこの度退職することを決めました。年齢的にも転職するならこのタイミングだと思っております。急で大変申し訳ございません。」

このように待遇面を言われると、上司の一存ではどうする事もできません。

上司から期待を寄せられている職員なら役職候補として引き止められたり、タイミングが良ければ役職に就けてもらえる事があるかもしれません。

退職理由がお給料という方は、役職に就いた時の自分の年収をぜひ調べておくようにしましょう。退職を早まって後に後悔しないようにしてくださいね。

引っ越しによる退職

引っ越しを機に退職を考える方もいるのではないでしょうか。例えば、1時間の通勤時間をなんとも思わない人もいれば、1時間も掛けたくないという方もおられます。

  • 職場の往復に2時間も使いたくたい
  • 自宅から近い職場に転職したい
こんな方におすすめの伝え方

「主人の仕事の都合で4月に引っ越す事になりました。通勤に1時間半かかるので家庭と仕事の両立が難しくなりますので申し訳ございませんが退職させて頂きます。」

このように「家庭と仕事の両立」というワードを出すと、上司も無理に引き止める事はしないでしょう。

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退職願と退職届の違い

退職願と退職届の違い

それでは、ここからは退職願と退職届の違いについて解説していきます。

退職願とは?

退職願とは、会社に対して退職を願い出る(労働契約の解除を申し入れる)際に用いる書類です。つまり、会社を辞めさせてほしいと上司にお願いするための書類が退職願。口頭で伝えるよりも、より意思の固さが伝わります。

退職届とは?

退職届とは、退職が受理された後に会社に対して提出する書類です。退職願が願い出るのに対して、退職届は「辞めます」という意思を明確に伝えるためのものなので、一度提出すると双方の合意がなければ撤回することができません。

退職願と退職届の書き方【テンプレート】

退職願と退職届の書き方【テンプレートあり】
退職願と退職届のテンプレート

それでは、ここからは退職願と退職届の書き方を解説していきます。

①見出し

1行目の中央に大きく「退職願」「退職届」と書きます。

②書き出し

2行目の一番下に「私儀わたくしぎ」もしくは「私事」と書きます。どちらを使ってもOKです。

③退職理由

退職理由が自己都合による場合は「一身上の都合により」と書きます。

④退職(希望)日

退職願では「退職希望日」を、退職届では「退職日」を書きます。

  • 退職願は、会社に対して退職を願い入れる文書であるため「退職いたしたく、ここにお願い申し上げます」と書く。
  • 退職届は、退職が決まってから提出する文書であるため「退職いたします」と書きます。

⑤提出日

退職願や退職届を上司(会社)に提出する日を書きます。

⑥所属、氏名、印鑑

所属している部署と名前をフルネームで書き、捺印をします。

⑦宛名

左側に法人名(会社名)と事業所名を書き、右側に施設長(管理者)の名前を書きます。名前の下には「殿」を書きます。

こちらもチェック
  • 会社指定の退職届がある場合は、指定の用紙を使いましょう。
  • 直属の上司に口頭で退職意思を伝えてから退職願を提出。退職願が承認されたら退職届を提出するのが基本。
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介護職が知っておきたい退職マナーとは?

介護職が知っておきたい退職マナーとは?

退職する際は、会社としこりを残さず円満に退職できるように進めましょう。ポイントは以下を参照してください。

  • 上司の空き時間に訪ね、1対1のシチュエーションで伝える(時間が取れる時を聞いておく)
  • 職場に迷惑をかけないように退職日は余裕をもって伝える
  • 同僚に公表するタイミングは上司と相談して決める
  • 退職の伝え方と退職届(願)の書き方を押さえておく
  • 退職日にはお世話になった同僚や上司に挨拶をする

退職願(届)の書き方は、こちらの記事でまとめていますが、退職意思や同僚に伝えるタイミングについては、別記事にまとめています。会社としこりを残さず円満退職したい方は、こちらの「退職は何ヶ月前に伝えるのがベスト?」もご覧ください。

介護職の退職の伝え方!退職願と退職届の違いも解説【まとめ】

こちらの記事では、「退職の伝え方」から「退職願と退職届の違いと書き方」までまとめて解説してきました。退職の意思は固まったけど、伝え方に悩んでいる介護職さんは多いと思います。

そこで伝え方に悩んでいる介護職さんは、こちらの記事を少しでも参考にして頂ければと思います。

この記事のまとめ
  • 退職を伝える前に、「退職の伝え方4選」を参考にして上司が納得できる退職理由をまとめておこう。
  • 退職を願い入れる場合は「退職願」、退職が承認されたら「退職届」と覚えておこう。
  • 最後に退職マナーを知って、円満退職に努めましょう。

本日も最後までご覧いただきありがとうございました。
皆さんに良い転職先が見つかりますように♪良かったらコチラの記事もチェックしてくださいね。

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