こんにちは、Hiro(@Hiro_kaigostyle)です。
こちらのブログでは、介護職の面接や転職に関する疑問に答えています。
履歴書の志望動機。
めっちゃ大事なのは分かってるんだけど、どう書けば良いのかしら。
こちらの記事では、以上のような履歴書の必須項目である志望動機について解説しています。
以上の方におすすめです。
私はとある介護施設で採用面接を担当しています。
こちらの記事では、面接官の目線で解説しているので参考になるはずです。
履歴書には、「名前」や「学歴・職歴」などの欄がありますが、面接官が一番注目しているのは自己PRよりも志望動機です。その理由は、「なぜうちの施設に応募してきたのか?」純粋に気になるからです。
ここでは、志望動機に特化して面接官の気持ちを引きつける例文も紹介しているので最後までご覧ください。
介護施設への転職ロードマップをまとめました。
転職を成功させたい方は、こちらも一緒にご覧ください。
【介護施設向け】志望動機の良い例文・悪い例文
では早速!
志望動機の例文を見ながら【良い例】と【悪い例】を確認していきましょう。
志望動機の良い例
私はこう書きました!
こちらの志望動機では、最初に施設の特徴に触れ、応募した理由をまとめています。
過去の経験も踏まえ、専門職として更に成長したいという意気込みが伝わってきます。
私はこんな風に書きましたよ!
こちらの志望動機では、施設に応募した理由が明確に書かれています。応募理由が複数ある場合はこのように分けて書くと読みやすいです。
また、不安な面があれば少し書いておくと、面接官とのコニュニケーションのきっかけになるのでおすすめです。
志望動機の悪い例
俺はこう書いたぜ!
面接を担当していると、このように「お年寄りが好きだから応募した」という方は意外と多いのですが、介護の仕事をする上でお年寄りが好きという理由は前提条件のようなものです。
したがって、「好きだから」ではなく「貴施設に就職して何をしたいか、どんな介護をしたいか。」など、意気込みが書けると印象が良くなります。
例えばこうです。
文章書くの苦手なの。
こんな感じで良いのかしら?
こちらの記述が100%ダメ!という意味ではありません。就職先を決める上で、「距離」は重要な要素ですし、自宅から近い職場が候補に上がる事はごく自然なことです。
ただ気をつけたいのが、面接官によって「この人は、自宅から近い職場ならどこでも良い」という評価を受け兼ねないということ。
そこで!
いかがですか?
このようにNG例に一文付け加えるだけですが、先程よりも印象が良くなりましたよね。
志望動機は難しい言葉を使って書く必要はないです。自分の言葉で「頑張りたい」という意思を一文付け加えてみましょう。きっと面接官は心を動かされると思いますよ。
志望動機の書き方・ポイント
それでは、ここからは志望動機を書くのが苦手な方向けに解説していきますね。
履歴書の書き方全般を学びたい方は、こちらの【介護職必見!】履歴書の書き方と注意点【テンプレートもご紹介】をご覧ください。
結論→理由→具体例→結論(意気込み)の順に書く
格好良く書こうとか難しい言葉を使って書こうなんて思う必要は全くありません。
あなたの転職(就職)の動機や意気込みを分かりやすく書けば良いのです。難しく書こうとするから上手くいかないのです。
(結論)
私は、貴施設での介護の考え方に共感し、この度応募致しました。
(理由)
貴施設では一律のケアではなく、利用者様お一人おひとりに必要なケアを実践されておられます。
(具体例)
ホームページを拝見すると、行動制限は一切しない、利用者様の訴えにすぐに応える等、私がこれまで経験してきた介護とは全く逆の取り組みをなさっておられます。
(結論・意気込み)
私はそんな貴施設の取り組みを知り、こちらで介護職としての考え方やスキルを学びたいと思いました。
結論→理由→具体例→結論(意気込み)の順にまとめると読み手が理解しやすいので、文章を書くのが苦手という方は参考にしてみてください。
夢・希望・目標など前向きなことを書く
志望動機をまとめる時は【夢・希望・目標】など前向きな考えをまとめられると印象が良いです。
という理由をまとめられると良いです。
- 私は将来ユニットリーダーになりたい
- 将来的にはこちらで相談員やケアマネジャーを目指したい
- そのために、まずは介護職として現場で利用者様と向き合う経験がしたい
このように明確な目標が書けると印象が良くなります。
介護の現場では役職を目指そうとする方が少ないので、このように将来の目標を語れる方は貴重な存在であることは間違いありません。
前職での出来事を批判しない
履歴書の志望動機に前職での不満を書くのはご法度です。
- 人間関係が悪く良くなる雰囲気もなかったので転職することにしました。
そこで、貴施設は自宅から近かったので応募しました。 - 今の職場は仕事量の割に給料が安く大変です。
市内でも貴施設は高収入という噂を聞き、このたび応募しました。
このような不満がこもった志望動機は良い印象を与えません。
入職しても不満を言うタイプだと思われてしまい、不採用になる可能性が高くなるので書かないようにしましょう。
応募先の施設の介護方針をチェック
面接官が知りたいのは「なぜうちの施設に応募したのか。どこに興味関心を持ったのか」ということ。
志望動機にまとめた上で、面接官から質問された時に答えられるように予めホームページ等で情報収集しておきましょう。
志望動機が上手く書けない方!面接対策でカバー!
ここまで、志望動機の例文や書く時のポイントについて解説してきましたが、いかがでしたか?
面接官にとって志望動機は、「なぜうちの施設に応募してきたのか?」を確認するための重要な項目です。従って、書けないより書ける方が良いですが、仮にも志望動機が上手く書けないからと言って、面接に落ちる事はないので安心してくださいね。
志望動機はあくまで合否の判断材料の一つにすぎないからです!
あっさりした志望動機の場合、気になる事があれば面接官から質問しますし、最終的に合否はその質問の受け答えで決まると言っても過言ではありません。
そこで、押さえておきたいのが面接対策です!
特に『面接官からの質問』は事前にチェックしておき、答えられるように準備しておきましょう。
履歴書の志望動機の書き方【まとめ】
こちらの記事では、介護施設に就職を検討している方のために「履歴書の志望動機の例文・書き方・ポイント」について解説してきました。
大切なのは、その文章から意気込みを伝えられるかどうか。そして、分かりやすい文章でまとめられるかどうかです。
堅苦しい言葉を使っても介護の面接官の心には響きません。面接官がこの人のことをもっと知りたいと思うので、人間味のある文章です。
介護施設への転職ロードマップをまとめました。
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