こんにちは、Hiro(@Hiro_kaigostyle)です。
こちらのブログでは、介護職の転職に関する疑問に答えています。
ユニットケアをしたくて今の職場に就職したんですが、想像以上に大変で最近特にしんどくなってきちゃったの。
こんな風に就職してみると、思っていた理想と現実が違ってた!
なんて事はよくありますよね。
こちらの記事では、『ユニットケアがきついと感じて去っていく介護職によくある理由』を分かりやすく解説しています。
こう思っている方はぜひ最後までご覧ください。
介護の転職を検討している方は、こちらの『仕事を早く辞めたい!介護職も必見のその方法とは?よくある退職理由もご紹介!』も参考にしてくださいね。
ユニットケアを辞めたいと思う3つの理由
ユニットケアがしんどくなって、辞めたいと思うことって無くはないですよね。
実際に私の職場でもありますし、皆さんの職場でもあると思うんですよ。
そうなの!
ユニットケアに憧れて従来型から来たけど、凄く大変なの!
たった10人のお年寄りの介護なのになぜ?
みたいに思いませんか?
次の項からはその理由について解説しているのでご覧ください。
【辞めたい理由No. 1】精神的にきつい
肌感覚として、辞めたい理由で多いのはこちらの3つです。
スタッフ同士の人間関係
最も多いのがこちらの人間関係です。
ユニットケアは、職員の人間関係でギクシャクしたら本当に悲惨なんですよ。特に、各ユニットに固定の職員を配置している施設は如実にそれが現れるんです。
≫【特養】そんなに違うの?従来型とユニット型【実体験をもとに解説】
職員を固定で配置するメリットはあるんですが、所属するチーム内に仕事への姿勢に難ありな人がいると一気にその場の雰囲気が悪くなるんです。
「私、こんな人と一緒に仕事なんてしたくない!」
そう思ってもすぐには別のユニットに移ることもできないし。
入居者さんのことよりも職員同士の人間関係で悩むのが一番しんどい。
経験がある人はきっと分かってくれるはず!
ユニットという狭い空間で嫌な人(機の合わない人)と一緒に仕事するのがしんどくて、日に日に辞めたい気持ちが増していくという訳です。
≫仕事を早く辞めたい!介護職も必見のその方法とは?よくある退職理由もご紹介!
認知症の方への介護ストレス
続いて認知症の方へのストレスです。
こちらも辞めたい理由で非常に多く挙がってくる中の一つです。
先ほどの職員同士の人間関係と同じように、しんどいと思ってもその場から職員は逃げられないから頑張って関わらないといけない。
こうなってくると、介護職員のストレスって半端なくのし掛かってくるんですよ。
つまり、認知症の方の「忘れる」という特徴が介護職員を苦しめる訳です。
でも冷静に考えてみると分かりますよね!
すぐに忘れちゃうのが認知症という方々なんですから。
自分の思い通りに言い聞かせようなんて思うからストレスになるんです。
よく「認知症の方の気持ちになって」と言いますが、これができる人とできない人がいて、できない人は何年働いてもできない・・・
性格で片付けて良いとは思いませんが、介護は誰にでもできる仕事じゃないんですよね。
だから、異動してユニットが変わったとしても同じような認知症の方がいるから、結局は解決に至らないっていうのがこれまでの私の経験です。
皆ストレスはあるんですが、上手に自分のストレスをコントロールできる人は関わりも上手です。
1人で対応する時間が多い
ユニットケアは従来型の特養と違って、1人で対応しないといけない時間が結構あるんです。
特に遅出の時間は日勤者が帰宅した18時から夜勤者が出勤する22時まで1人体制になるから、これが結構介護職員には負担というかストレスなんです。
こんな感じでバタバタ感が凄いんです。
ユニットケアってこんなにバタバタなの?
その人らしい生活なんて無理じゃん!
私にはユニットケアの施設は向かないかも。
こうやって、当初抱いていたユニットケアがそんな簡単にはできないって気付くんですよ。
ユニットケアは自分には無理と感じている方は、こちらの『仕事を早く辞めたい!介護職も必見のその方法とは?よくある退職理由もご紹介!』も見てくださいね。
【辞めたい理由No.2】介護業務が多くてしんどい
2つ目の辞めたい理由はこちら!
とにかくユニット型はやる事が多いですよ。
私も一昔前に従来型の特養に勤めていたんで分かりますが、従来型は身体介助がほとんどですよね。
ところがユニット型はそうじゃないんです。
身体介助+家事援助(一般的な家事、盛り付け、食形態の加工など)の作業量が同程度にあるんですね。(きっちり時間を計測した訳ではないから分かりませんが)肌感覚としてそれくらい家事にも時間が掛かるんです。
「ユニットケア=ゆったりとした関わり」をイメージして入職した人って、こんなはずじゃなかったって去っていく方もいるんですよね。
こちらの記事で詳しく解説しているので是非ご覧ください。
≫ユニットケアが崩壊寸前!その理由とは?【理想だけではもう無理かも】
【辞めたい理由No.3】休みが休んだ気にならない
5/20 | 5/21 | 5/22 | 5/23 | 5/24 |
遅出 11:00〜20:00 | 夜勤 16:00〜翌10:00 | 明け | 公休 | 公休 |
5/20 | 5/21 | 5/22 | 5/23 | 5/24 |
遅出 13:00〜22:00 | 夜勤 22:00〜翌7:00 | 公休 | 公休 | 早出 7:00〜16:00 |
3つ目の辞めたい理由はこちらの「休みなのに休んだ気にならない」です。
上のユニット型特養と従来型特養の勤務形態を比べてもらうと分かるんですけど、ユニット型って8時間夜勤が一般的なので「夜勤明け」ってないんですよね。
だから、例えば月に休みが8回あっても、夜勤に月4回入ると丸1日休める日がたった4回だけ!
これが結構きついんです。
それが嫌で従来型を選ぶ介護士さんだっているくらいですから。
休日は家族と出かけたり、自分の自由な時間にしたいけど寝て終わる・・・
ユニット型の辛いところです。
ユニットケアは誰にでもできない!
それでも私はユニットケアを選びたい!というのが本音なんですけどね。
でも実際に勤めていると、中にはそうじゃない方も大勢いるんです。
精神的なダメージが大きくて仕事を休みがちになったり、過去には自傷行為を働く職員もいました。
私はユニットケアがきついと感じたら「去る」という選択肢があって良いと思っています。
自分を守るため、入居者さんと笑顔で対面するため。
これからも介護の仕事を好きでいて欲しいから。
もしも今の職場がしんどい思ったときは、こちらの記事も読んで見てくださいね。
参考
【保存版】介護施設への転職成功ロードマップ!失敗しないノウハウ【まとめ】
ユニットケアを辞めたいと感じてしまう3つの理由【まとめ】
こちらの記事では「ユニットケアを辞めたいと感じる3つの理由」について解説してきました。
「その人らしく」「当たり前の生活」という言葉の響きはとても素晴らしいものがありますが、そこには入居者と向き合って頑張る介護職員さんがいる事を改めて考えたいですね。